現在募集中のツアー
2025.11/4 tue-5wed [1泊2日]
静岡県わさび栽培地域
2018年認定
静岡県掛川周辺地域
2013年認定
山梨県峡東地域
2022年認定
400年もの歴史を持ち、徳川家康にも献上した日本最古のわさび田で、可憐なわさびの花の“お花見”を。茶園では、畝間にススキやササなどの“刈敷き”を行う伝統的な茶草場農法を、山梨県峡東地域では、扇状地の傾斜地において発達した多様な果樹の栽培技術を学びます。自然と調和しながら続いてきた農法が織りなす里山の景観に、どっぷりと浸る2日間。
厳しい自然環境ゆえに発達した水管理の技術、水田の湿地生態系と共生する農業、ラムサール条約認定湿地の渡り鳥など、水と共に暮らしてきた日本の農村の原風景に触れます。4000km離れたシベリアから毎年渡ってくる7万羽ものマガンが、夕暮れ時、愛らしい鳴き声で家族のコミュニケーションをとりながらねぐら入りする様子は圧巻。
日程調整中
岐阜県長良川上中流域
2015年認定
滋賀県琵琶湖地域
“里湖”とも呼ばれる琵琶湖周辺地域には、昔から、農作業のかたわら、湖に近い河川・水路・水田などで、自給自足に必要な分だけ魚を捕る「おかずとり」という習慣がありました。長良川に1300年以上前から伝わる伝統的漁法「鵜飼い」は、宮内庁職員である鵜匠が鵜を操り、かがり火に集まってくる鮎を捕えます。生物多様性に富んだ“水のテロワール”が育む、多彩な淡水の恵みを再発見する旅。
GIAHS Organic Tour
社会や環境に適応しながら何世代にもわたって営まれてきた伝統的な農林水産業、それにともない発展した文化・景観・生物多様性などを、国際連合食糧農業機関(FAO)が「世界農業遺産(GIAHS~Globally Important Agricultural Heritage Systems)」として認定し、次世代につなぐ取り組みを行なっています。地域の気候風土と調和し、数十年~数百年にもわたって伝承されてきた暮らしや産業の在り方は、自然に寄り添い、創意工夫を重ねて日々を紡いできた、先人たちの知恵や技術の宝庫と言っても過言ではありません。
Map
終了したツアー
大分県国東半島宇佐地域
2013年認定
熊本県阿蘇地域
2013年認定
国東・南阿蘇
2つの世界農業遺産を巡るツアー
降水量が少ない国東半島宇佐地域に点在するいくつものため池と、水源を涵養(かんよう)するために育てられてきたクヌギ林。野焼き・放牧・採草という農作業により、千年にも渡って維持されてきた阿蘇の広大な草原。
自然の在り方と人の知恵とがもたらす地域固有の景観や、生物多様性・伝統的発酵食の魅力にも触れる旅です。
和歌山県 みなべ・田辺地域の世界農業遺産を巡るOrganicツアー
大粒の実と柔らかい果肉で全国的にも定評のある「南高梅」の母樹発祥の地であり、現在農園の約8割が 有機JAS認証取得畑である「たかだ果園」。創業100年を超える老舗であり、同じく有機JAS認証を 取得している「梅樹園」。梅の実が実る時期に2つの梅園を訪ねるツアーです。
「みなべ・田辺の梅システム」のお話をうかがうとともに、「バイオ炭」や、植物ホルモンを 活性化させて収量を増やす「道法農法」についても学びます。
2025.06/16 mon-17 tue
[日帰り/1泊2日]
徳島県にし阿波地域
2017年認定
段々畑のような水平面を形成せず、傾斜地のまま農耕する地域では、草地で採取した敷き草を畑に漉き込むことで土壌の流出を防ぐ農法が400年にもわたって受け継がれてきました。地域の文化や環境に適応しながら何世代にもわたって受け継がれてきた伝統的な農具や技術など先人達の知恵は、持続可能な農業のモデルとして注目されています。
岐阜県長良川上中流域
2015年認定
滋賀県琵琶湖地域
“里湖”とも呼ばれる琵琶湖周辺地域には、昔から、農作業のかたわら、湖に近い河川・水路・水田などで、自給自足に必要な分だけ魚を捕る「おかずとり」という習慣がありました。長良川に1300年以上前から伝わる伝統的漁法「鵜飼い」は、宮内庁職員である鵜匠が鵜を操り、かがり火に集まってくる鮎を捕えます。生物多様性に富んだ“水のテロワール”が育む、多彩な淡水の恵みを再発見する旅。
Inventor
山本 朝子
Yamamoto Asako
Beyond Organic株式会社 会長
Organic CC’Cooking & Diet School 会長
山本朝子プロダクション 代表
安心・安全な食「オルター」顧問/オーガニック給食コンサルタント
現在、教育テック大学院大学において、オーガニックマーケットの活性化について研究中
大阪大学外国学部英語学科卒(旧大阪外国語大学)。
お菓子づくりを今田 美奈子氏に、世界各国料理の基本と家庭懐石料理を田辺 哲子氏に学ぶ。1999年よりアトリエ・グリーンゲイブルズを主宰。「赤毛のアンを原書で読む会」をベースに、ありのままの自然に寄り添う「衣・食・住」の提案を始め、野の草花によるフラワーアレンジメント教室、手縫いのクラフト教室などを開講。食部門においては徹底して安心・安全を追求しながら、アレルゲンフリー&シュガーフリーレシピを豊富に展開。悩みを抱える多くの主婦が通うようになり、2004年、医学博士 吹野 治氏に顧問医を依頼し、CC’Cooking&Diet(Cultural Cretives Cooking & Diet)Schoolを立ち上げる。
以降、アトリエのみにとどまらず、オーガニックコンサルタントとして国内外を飛び回る日々を送る。穀物粒を水中粉砕することでパンやケーキ、クリームやルーベースを作り出す特許を取得しており、2019年、この特許による調理法を普及するためにグレインズイニシアティブ(特定非営利活動法人)を設立(現在はBeyondOrganic株式会社の一部門として存続)。著書に、「アレルギー対応 簡単おいしいごはん」(グラフ社)、「ミキサーでつくる発芽モード玄米・雑穀レシピ」(パッションワークス社)、「アレルギーっ子の安心レシピ大百科」(家の光協会/共著)がある。
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