Non Profit Organization of Grain’s Initiative
Vegetable bread
野菜パンって何?
ONLINEで開講しています。
昨今注目されている米粉パン、グルテンフリーが健康の決め手と大人気です。
米粉パン調理には、“小麦粉グルテンを添加する”、“グルテンの代わりに粘りを提供してくれる増粘多糖類(タピオカ粉・キャッサバ粉・サイリウム粉・片栗粉・α化米粉)などを添加する”など、いくつかの手法があります。そして、これらはどれも、小麦粉のパンと「食感」も「見た目」も同じように、米粉を使って作ろうとする工夫の元に開発されています。
一方、グレインズ・イニシアティブでは、発芽モード®にした未精白穀物を、水分を含んだまま粉砕する技術を開発し、パンやケーキ、タルトクッキーなどを手作りする手法を皆さまに伝授することに腐心してきました。
※注(グレインズ・イニシアティブではおなじみの玄米ミルク(濃度の高いものは玄米ミンチ)も上記のでんぷん類と同じようにグルテンの代替として使用できます)
Bean dishes
豆料理は実は
ヨーロッパの伝統食
2022年より講習を開始する「朝子先生の野菜パン」には、タンパク源として、お肉・魚などの動物性タンパク質と豆類を1:1で使用する豆料理がぴったりです。
実は、ヨーロッパの伝統食には豆を多く使うメニューがたくさんあり、「パン食が肉食に偏っている」、「ヨーロッパの料理は肉食系」などという思い込みは間違っています。
極寒の地や砂漠の地以外では、どの地域の伝統食も“野菜と豆、及び適量の動物性タンパク質に支えられる食”、そして、腹八分目が定番です。
また、昨今、大豆ミートや小麦粉タンパク質のグルテンミートを凌駕する「細胞培養肉」の普及が推進されています。
しかしグレインズ・イニシアティブでは、まずは、日本の国土でもたくさん収穫可能な豆類をおいしく食べる料理法を積極的に進めていきたいと考えています。
特に、作りやすく輸送中にも傷みにくい、さやいんげん・スナップエンドウ・モロッコいんげんなどの「さや豆」も含むヨーロッパの豆料理を紹介したいと思います。
朝子先生が大学生のころから愛読してきた、今は亡き「小川忠彦先生のヨーロッパの豆料理」という料理本をお手本に、発行当時には論じられることはなかった「発芽毒の解除」「サポニンの低減」を徹底的に加味し、レシピを改善しながら、皆さんに健康的な食生活を手間暇かけずに送っていただけるよう、また、オーガニック食材100%で生活していただくための節約術もお伝えできるよう、様々な手法をお伝えしてまいります。
ふるってご参加ください。
Course
朝子先生の野菜パンとオーガニック豆料理
毎月第4水曜日の10:30から90分程度
前期:2022年2月〜6月(2/23、3/23、4/27、5/25、6/22)
後期:2022年7月〜11月(7/27、8/24、9/28、10/26、11/23)
前期・後期各5回
2022年12月には、お正月の準備の特別講習、2023年1月は野菜パンと豆料理の栄養効果、健康への貢献についての座学を予定しています。
22,000円(税込)※ただし、対面参加の場合は別途参加費が必要
山本 朝子
Curriculum
前期
2月
3月
4月
5月
6月
後期
7月
8月
9月
10月
11月
野菜パン
キャベツパンでホットドッグ
人参グリッシーニ
じゃがいも揚げパン
玉ねぎの丸パン
きゅうりのケーキサレ
トマトと大豆のパンマフィン
ズッキーニとトマトのカラフルスティックパン
きのこde和風ポンテケージョ
白菜たっぷりおかずパン
里芋パンケーキと大根パンケーキ
豆料理
いんげん豆の田舎風ポタージュ/お豆のホットサラダ
赤いんげんのワイン煮/豆のテリーヌ
ウズラ豆のコロッケwith 緑豆のソース
レンズ豆と燻製チキンの煮込み/レモン風味の豆の冷製 with 新玉ねぎ
豆のパプリカ煮込み/さや豆のオムレツ with トマトソース
豆とソーセージの冷製ゼリー寄せ
夏野菜と豆のグラタン
ビーンズ スタッフドナスビ
かぼちゃとレンズマメのポーチドエッグ
鹿肉のローストビーフとさや豆のハンガリー風煮込み
Lecturer
山本 朝子
Yamamoto Asako
大阪大学外国学部英語学科卒
一般社団法人オーガニックフードマイスター協会代表理事
特定非営利活動法人グレインズ・イニシアティブ代表理事
CCクッキングスクール(Cultural Creative Cooking School)
山本朝子プロダクション会長
3人の子どもを育てながら、日本の食の実情に大きな疑問を抱く。安心安全な食を追求しながら、アレルギーに悩む子どもたちでも楽しめる、アレルゲンフリー・シュガーフリーのおやつなど多彩なレシピを次々に開発。口コミで悩みを抱える主婦が通うようになり、料理教室を立ち上げる。自らも料理教室のほか、オーガニックコンサルタントとして全国を飛び回るなかで、どんなに忙しくても手早く家族に手作りの食を届ける調理方法やレシピは、多くのワーキングママに共感を得ている。
2019年には、一般社団法人オーガニックフードマイスター協会を設立。食の起源から地球の営みに寄り添った、あるべき食の姿を伝えながら、オーガニック食材の流通や教育プログラムの普及に邁進している。
安心安全な食オルター顧問、オーガニック給食のコンサルタントとしても活躍中。
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