森林と里山の恵みをクッキング

森林と里山の恵みをクッキング

現生人類のDNAのルーツは熱帯雨林

現生人類のルーツは、大型雄霊長類が誕生した2000万年前当時の住処である東アフリカの熱帯雨林です。 
その熱帯雨林と同じ環境下で、今でも狩猟採集生活している人たちの食事を調べると、真の健康食の基本とすべき栄養バランスがわかるといわれています。
これが、縄文人食や(旧)石器時代の食と呼ばれるものですね。
エアコン設定を行う時に快適に感じる湿度50〜65%、気温20〜27℃は、まさしく熱帯雨林の住環境であり、エアコンの風をファジーにするなんて、ジャングルの風の揺らぎの再現にほかなりません。
彼の地を離れて世界に散らばり数十万年が経過したといえども、DNAに残る記憶は、懐かしいジャングルでの快感を求めているのですね。

現存する狩猟民族の食生活が参考にはなる

何人もの研究者が熱帯雨林に入り、狩猟採集で集め得る食材を分析し、その内容を報告しています。
熱帯雨林の住環境はすばらしく、そこでの狩猟採集生活は、背の高い様々な木々や草などの植物に支えられており、肉食と脂食ばかりなどと考えるのは大きな間違いです。
人類の歴史のほとんどが植物の実らない氷河時代であったわけではないことは、比較的正確にわかっている白亜紀以降の地球環境温度の変化を見ても明らかです。
さて、狩猟採集生活での動物食と植物食の対比は、それぞれの環境によっても変化しますが、10:57(サン:ブッシュマンの食事 田中二郎2009年)~35:65(5つの狩猟採集民族の食事平均比 Eaton SBら1988年)の間であると、充分に判断でき得る研究報告がたくさんあります。
まさか、現代において、何十億もの民が本気で狩猟採集で暮らせるわけでもありませんが、里山での収穫を糧にしながらも、ちょっとした工夫を怠らないことで栄養バランスを同レベルに格上げできるのは確かです。
その食の体系こそがローカルに残されてきたほんものの伝統食なのです!

農耕・牧畜が及ぼすDNAへの影響も無視できない

里山での収穫を糧にする食文化とは、現生人類の大きな転回点であったと考えられる農耕・牧畜開始を背景に持つ遺伝子の適応を表現するものです。
欧米人、日本人などのほとんどのアジア人の間には、この1万〜7千年の間に、離乳後も乳が飲める体質を得る民族が出現したり、あるいはデンプン食中心の集団に広まった遺伝子、つまり唾液線アミラーゼ遺伝子のコピー数多型を持つなどして、食の地域に根付いた伝統的分化を継承してきています。(井村裕夫著「進化医学 人への進化が生んだ疾患」参考文献Tishkolf,S.A. et al. : Convergent adaptation of human lactase persistence in Africa and Europe. Nat.Genet., 39:31-40, 2007/ Perry, G, H..et al.:Diet and the evolution of human amylase gene copy number variation. Nat.Genet,39:1256-1260,2007)

グレイニズム推進とCC’Cookingの7つの特色

2004年より提案してきた山本朝子のCCC’Cooking(文化創造に溢れる食卓)は、2009年に玄米(未精白穀物)を加工する特許を取得し、発芽モード®(商標登録済)調理「穀物を正しく食べる」の普及に腐心してきたことから、ともすれば、穀物を多食する料理法であると思われがちです。
しかし、それは全くの誤解です。
CC’Cookingの最大の特徴は、まずは、レベルの高いオーガニック食材(種子の健全性までを含む)を選ぶことをベースにしたGrainismの推進と下記の7点のオリジナル料理法です。
①旬の野菜や果物を丸ごとたくさん食べる(皮も芯も全てを使い切る)
②ドライフルーツやナッツをたくさん利用する
③いろいろな種類の豆類を食べる
④菌活(乳酸菌・酵母菌・糀菌)して食べる
⑤動物性たんぱく質を上手に摂る、そしてヴィーガン対応のオリジナルモッキング(もどき)ミートの提案も行う
⑥ω3の適正摂取のための工夫を重んじる(魚をはじめ、グラスフェッドミートなどω3の豊富な食材を多用する)
⑦日本の旬と伝統を生かす美しい設えを楽しむ

CC’Cookingが提案する四季の実り豊かな食卓 Plants’ Harvest Cooking

つまり、日本人としての原体験を大切にすると(木の実や果物、山菜などの森の恵み、米や野菜などの里山の恵み、海草や魚介類などの海の恵みを感謝していただく)、旬の恩恵に溢れた鮮やかな食卓がよみがえり、栄養バランス的には、DNAに読み込まれた熱帯雨林での人類の原点に限りなく近い「理想的な食の体系」を、農耕文化によって出現したDNAの変異に逆行することもなく、豊かな食として近く紡ぎだすことができるのです。
華やかな世界各国伝統食の料理の設えをも具現しつつ・・・・。
さぁ、月1回1年をかけてご参加ください。季節を楽しみながら、食の神髄に触れる話もしましょう。
たくさんお話をしながら、みなさんの疑問にも答えします。おいしくて楽しい、健やかな時間を過ごしましょう。



○場所 : クレオ大阪中央、南、西のいずれか
○日時 : 2018年2月~2019年1月 毎月第2または第3水曜日10:30~14:30(受付開始10:00)

2018年 2月は、21日(第3水曜日)、3月は、14日(第2水曜日)いずれも、クレオ大阪中央 3Fクラフト調理室にて
○アクセス:〒543-0002 大阪市天王寺区上汐5-6-25 http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/access.html
○持ち物:エプロン、三角巾(ぼうし)、布巾(食器用と卓上拭用各2枚位)、筆記用具
○保育:ありませんが、一緒に入室、参加ください。赤ちゃんを抱いての参加大歓迎です。(特に、おんぶでの参加をお勧めします)
ベビーカーごとの入室もOKです。おむつを替える場所もあります。若いママさんたちはぜひとも、赤ちゃんといっしょにイベント体験してみてください。絆も深まります。先輩ママさんたちのご理解もよろしく!子どもさんが一人前召し上がる場合は、材料費だけ別途いただきます。


申し込み方法と参加費、材料費

○申し込み方…半期ずつ申込み、全期申し込み、毎月申込みの3種類があります。
○参加費:
 グレインマイスター、CCクッキング卒業生
 前半期出席コース/後半期出席コース 各38,880円(1回6,000円×6+税)
 全回出席コース  71,280円(1回5,500円×12+税)
 一回ずつ参加コース  7,560円(1回7,000円+税)についてはお問い合わせください。
 一般
 前半期出席コース/後半期出席コース 各45,360円(1回7,000円×6+税)
 全回出席コース   84,240円(1回6,500円×12+税)
 一回ずつ参加コース   8,640円(1回8,000円+税)についてはお問い合わせください。
◯材料費、実費:各月請求 目安1,500円前後(引き落とし、あるいは当日支払い)
◯毎月の配布物:レシピ(材料表と作り方)/栄養計算表 一か月のお買いものチェック表付き/会報誌:Seas
◯特 典   :オルタナクッキング修了者は一回に付き500円引き



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上記講座内容は予定です。予告なく変更する場合があります。ご了承ください。

製法には、山本朝子特許製法が含まれます。ご家庭での利用については問題ありませんが、商用の利用には、グレインマイスター資格講座の受講、資格試験の合格、特許契約が必要です。無償であっても、料理教室などを開催して他人にノウハウを伝えたり、製法をホームページやブログに掲載したりすることはご遠慮ください。


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